CDの緑のような玉虫チタン
Wednesday, April 04, 2012【チタニウムの発色】絵具を塗ってこういう色を出すことはできません。チタンの色って実は天然的に玉虫みたいに反射するのです。 青緑と緑のグラデーションのように映っていますが、どの角度から見てもそう見えるんです。色ムラのように目には映っていますが、別の角度で見ても持ち方を変えてもグラデーションに見えます。反射角度のせいでそう見えているんです。
チタンの青と緑の中間ゾーン
コンポーズグリーンというか、ピーコックブルーというか、コバルトグリーンと言えばいいでしょうか。ジュエリーなのだから、宝石の色からとって、エメラルドグリーンと言ったほうがわかりやすいのでしょうか？
福島県にも五色沼があります。こちらは干渉色ではなく、季節ごとに色が変わって見え、青緑のとき、紅葉が映ってオレンジに見えたり。火山の成分や藻の影響などで沼の一つずつ微妙に違います。バスクリンはここからヒントを得たのかもしれません。
身近な青と緑の中間ゾーンといえば、青信号で渡るとか、信号が緑とか、交通信号の色も青のような緑のような青緑色です。
ガーデニングのグリーンは青とは呼びませんが、青々と茂った木々ともいいながら、青物という野菜は本当は緑色ですが、あおものと言いますし、八百屋さんは青果店と言われます。。
硫酸銅の錯体の色もグリーンがかったブルーです。銅は銅イオンになって青色を示します。チタンの色は銅とは関係ありませんが、可視光線を跳ね返す色調が近い色です。
チタンのグリーンは、独自に研究し、試行錯誤で習熟中です。プロドットコム独自の方法で加工しますので、色落ちはありません。とってもガンコです。
経年劣化の著しいプラチナ、ゴールドの指輪に比べて、チタンは経年劣化がほんとうに少ない指輪なのです。
月の隕石をデザインしたチタニウム ルナ
緑の結婚指輪 平打ちマット仕上げ ●こちらに「緑の葉っぱのデザインの結婚指輪」（￥25,000～）のページもあります。ご覧ください