チタンの黒ずみを取る方法
チタンの黒ずみの最も多い原因は皮脂です。ファンデーションを触った手でチタンネックレスに触れたり、手のあぶらによりチタンの表面にあたる光を吸収して反射を抑えてしまいますのでくすんで見えます。台所洗剤やフェイスクレンジングソープ、キッチンハイターできれいになります。チタンの表面が変質することはないので、変色したように見えているのは、手のあぶらがチタンの表面の輝きの反射を変えている為です。その皮脂を取り除けば黒ずみは落とすことができます。
逆に渋い黒のブラックチタンにしたいために長く使って空気中に放置されても永遠に黒くすることはできません。チタンはシルバーのように空気中の硫化水素と反応することはまったくないので変色はありません。ダイヤモンドのくすみも皮脂汚れによる油膜でくすんで見えますが、洗えば元に戻ります。チタンも黒ずんでいるように見えるのは油膜がついて黒っぽく見えているだけですので除光液で拭いただけで明るさを取り戻します。
シルバーアクセサリーの黒ずみを家庭にあるもので簡単除去の方法
アルミホイルを電極の代わりにして、熱湯と重曹でシルバーの黒ずみを取り除く方法がわかり易く紹介されているページがあります。逆に卵で硫化膜をつけていぶし銀にする方法も紹介されています。ヤフー知恵袋は気をつけないと玉石混交ですが、利用の仕方によってはとても当意即妙な回答でよくもこんなに機知に富んだコメントがお出来になると感動する内容を見つけることができます。
そのほかにも機知に富んだ宝飾専門家のやりとりが見られます。ジュエリー専門家によるプラチナの質疑応答
化学変化とは
化学変化＝酸化還元反応
金属の化学的性質を語るとき、まずイオン化列というのがあります。イオン化しやすい、しにくいで分類して、つまり土に戻りたがっている金属のようなこと。酸素と反応して酸化したがる性質。酸素と反応した酸化は人間なら老化で、金属なら劣化して土に帰ります。それを金属に還元することもできる。なんでそんなことが起きるのか、それは金属には電荷を帯びた分子、電子があるからです。プラスとマイナス、男性女性みたいなものでしょうか。くっついたり離れたり。失ったり得たりです。そういった電子の流れが電流ですし、電子が暴れていると熱を帯びる、熱が伝わるのは電子が逃げないでどんどん金属の中で飛んだり跳ねたりの状態。
そもそもサイエンスって何？
原理がたとえ不明であっても効果の確認が科学的に検証できていればそれで良しとされます。
もしも
それまでの既存にあった原理に対して逆説を唱えたいならば、後から主張する立場のひとは、責任を持って既存の原理をくつがえす理由を化学的に実証する責任があります。