どうしてプラチナより金の価値の方が上がったり逆転したりするのでしょう? prodottocom

地殻中の存在量で決まらない金(ゴールド)と白金(プラチナ)の価値

希少性=値段という相関が成り立っていないのがプラチナとゴールドの価値です。ゴールド製のネックレスを日本で買うよりタイで買った方が安いとかギリシャで買った方が安いというのは、ジュエリーという加工品に姿を変えて手間ひまかけてデザインされた加工費が含まれているものです。ペンダントや指輪の素材となるゴールドの1gあたりの価格というのは為替相場のように取引市場によって決まるもので世界共通。ユーロやドルを買おうと思って銀行を回ると価格が違うのはそれぞれの手数料が違うからで、もとの相場はどこへ行っても同じです。ですから投資対象としての人気で、埋蔵量とは逆に作用し、プラチナの値段とゴールドの値段のねじれ現象、逆転といったことも起こりました。金融財産として、どちらが安全かという視点からで、どちらが金属アレルギーに安全かではありませんでした。地質調査をして、あとどれくらい地殻に埋まっているのかを算出し、今後の採掘可能な量を把握し、それが希少性だといって価値を決めているわけではない、相場であり、変動するものであり、サイコロジカル指数人間の心理、ブームと相関が成り立っています。
金のまま保有している人たちも大勢います。実用材料の需給バランスで決まる他の金属とは別なところで投機対象として値段が決まります。白金も触媒として用いられ、自動車業界にとって不可欠なメタルであり、そうした需要もありつつ、投機での対象でもあり、単純な利用価値で値打ちがあるとか白金が少ないからということではないのです。(*h)プラチナは海水中からも析出します。資料*h白金を調べて海水の堆積物を明らかにする

レアメタルから作られた指輪

レアメタル、鉱物資源は枯渇するでしょうか?

厳密に問われれば、理論上資源が枯渇することはないでしょう。地球上の海水には、ほぼすべての元素が溶け込んでいます。金も例外ではありません。極微量の金が析出します。理論上は海水を大量に集めれば金が採取できることになります。しかし現実には地球上から金や白金が獲れる獲れないと言われるのは、コストに見合う採掘というのが前提になっています。金属はそのままの姿で埋まっているわけではなく、精製して金属にします。鉱山と言っても、採掘が容易な品位の高い鉱山もあれば、大量に掘って掘って少ししか採れない品位の低い鉱山、鉱脈とがあります。品位の良い鉱脈を掘り尽くせば、品位の低い鉱山が残ってきて、最終的にはコストに見合わないようになってゆき閉山する鉱山もあります。損益分岐点に到達しなければ結果「枯れた」となり閉山します。
人類はそうなれば否が応にもリサイクルせざるを得ないでしょう。
地殻がまるごとプラチナで出来ている星があっても、ロケットで行って持ち帰るコストが見合わないのでやらないだけです。
金山も、プラチナ鉱山も、枯渇するかどうかで価値が上がっているのではありません。チタンはたくさん埋蔵量があるから手に入り易いわけでもありません。
ゴールドもプラチナも投機対象であり、産業としての必要性とか、採掘損益分岐点とか、そのような需給バランス、材質としての側面だけで値が決められていないということです。

資源が枯渇するかしないかは、理論上と現実の違いで、チタンがさびるか錆びないかの問いに良く似ています。化学式と実際の生活空間での金属の挙動には大きく隔たりがあります。

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