地中資源の量を推し測って希少金属と呼ばれているというのは勘違い prodotto

希少な理由はその精製が困難を極めていて得難い金属だからレアメタルと呼ばれている

金属はその原料となる鉱石を掘り出してそのまま精錬すれば、チタンやジルコニウムになるという勘違い。全体の資源を分母と考えがちですが、分母が大きいから豊富に入手できるという考えは金属には当てはまらないのです。
*レアメタルに関する参照:レアメタルを知る

古くからあった金や銀と何がレアメタルは違うのか

精製の工程が容易だったために古代エジプトでもツタンカーメンにもゴールドが使われいたように人類と貴金属は永い歴史がありました。しかしながらその時代からチタンもジルコニウムも原料は存在していたのです。技術の進歩によってめぐり合うことができたのがチタンでありジルコニウムでありマイナーメタルなのです。

2. なぜ埋蔵量の多いチタンの方がジルコニウムより高価なのか?

ジルコニウムの資源よりも、チタンの原料の方が埋蔵量としては多いのに、ジルニウムの方が安価になる理由は、精錬コストが高いからです。
採掘すれば、欲しいだけの量が採れる鉄のようなベースメタルとは違い、チタンは豊富に地中にあっても少量のチタンしか採れないのは金属に換えるための時間、手間とコストがかかり過ぎるからです。たくさんの電気を要します。 たくさん需要があって、豊富な埋蔵量があれば供給も比例すれば値下がりするのが需給と価格の法則ですが、埋蔵量が豊富なのに供給が少量しか追い付かないから希少なマイナーメタルなのです。 ダイヤモンドも、需要に応じてどんどん採掘して供給してしまえば価格は暴落するのが市場の仕組みです。供給し難いマイナーな石だから希少価値が決められます。チタンも、供給を妨げる精製工程の高コスト工程があります。

ダイヤモンドとゴールド(金)どちらが希少なのか?

ダイヤモンドの埋蔵量の方が多いか少ないかゴールドの埋蔵量の方がどうかという希少性で比べようとするのは、まるでジュエリーの性質を知らない投資の畑のおはなしになってしまいます。ダイヤと金は決定的な違いがあります。金銀、白金ptは熔解され精製される成分であり、ダイヤモンドは石という個体です。割れてしまうと希少価値は失われる、唯一無二の透明度や大きさに個体差がある奇跡です。ゴールドは再び溶かし好きな大きさを作ることが可能でダイヤのような固体としての存在に美しさとしての希少価値など保有していません。

ゴールドは投機取引の対象として価格が決まる

ゴールドの価値は投資対象としての価値で取り引き相場を形成するのは為替と密接な関係があり、純粋な金銀の地殻埋蔵量と連動しているわけではないのです。希少性で値段が決まるなら、なぜプラチナとゴールドの相場が逆転したのでしょうか。相場によって、サイコロジカルな要因によって、ビットコイン同様、白金相場、金相場によって全世界で共通の価格によって取引されているのがプラチナ、ゴールドです。金や白金が実用性を見込まれて材料として使用される量と需給だけで決められるのではなく、単に金として保有しているだけの人たちがおおぜいいるのです。

環境展望台 レアメタルリサイクル技術

レアアース、レアメタル分析のご案内

3R=3つのRのかしら文字:リデュース+リユース+リサイクル/経済産業省1.Reduce(リデュース)・・・廃棄物の発生抑制
2.Reuse(リユース)・・・・・・・・・・再使用
3.Recycle(リサイクル)・・・・・・再資源化

地球ではレアメタルでも宇宙ではレアじゃない金属

レアはレアでも生焼けのレアーの方

地球ではレアメタル(希少金属)と呼ばれているクロムやマンガンですが、 宇宙ではそれほど珍しい金属ではない
以下抜粋----- レアメタルは大質量星が燃料を使い果たした時に起きる“重力崩壊型”でなく、 太陽のような恒星が燃料を使い果たした後に残る“白色矮星”(はくしょくわいせい)にガスが流れ込み、 臨界質量を超えた時の暴走的な核融合によるり生成されるようです。 でも、宇宙に存在する鉄の大半も同じ恒星から生成されています。 違いは核融合反応の終わり方にあります。 核融合反応が完全なら“鉄”、不完全だった時には“レアメタル”だそうです。 しかも地球におけるレアメタルと鉄の埋蔵量の比率よりもレアメタルの方がが多く生成されるようです。 宇宙では希少の“レア”というよりも、 核融合が不完全なので生焼けの“レア”と呼ぶ方が良いのかもしれませんね。----抜粋おわり