まずお風呂にもただのお湯と温泉と入浴剤などいろいろありますね。
Q:チタンを着けてお風呂に入ってもだいじょうぶですか?
A:はい。大丈夫です。チタンはお湯でも化学反応しませんし、温泉にも反応しません。銀や鉄のイメージがある方が多いのだと思いますが、チタンはどんな成分の入浴剤でも大丈夫なのです。
イスラエルの死海でもチタンを身に着けたままぷかぷか浮いていて大丈夫です。
酸の強さで有名な草津温泉は目に入ってしまわないよう気をつけないと、梅干しよりレモン汁よりも強い酸なので敏感肌や弱っているお肌には強すぎる温泉です。殺菌力が強いのでどんな細菌でも死滅させる効果がある反面、お肌への負担にもつながります。温泉の金属イオンによってトラブルもありますし、傾いたpHを回復させるのに時間もかかります。
ステンレス製の手すりがたった2か月でぼろぼろになる強い塩化物イオン、硫化物イオンが溶けたお湯に毎日浸り何年でもチタンなら耐えうる証明です。チタン不適応な症例を疑う報告は金属に起因するのかそれとも細菌に起因するのか、マクロファージによる活性酸素がどこから来るのかを混同していると思います。なぜならそんなチタンが体内で溶出させるほどの酸を人間は分泌するでしょうか?金属イオンが原因と考えられた金属アレルギー の原因は、近年、金属から溶け出した金属イオンが再結晶化することで、金属ナノ粒子が自然発生することが明らかとなってきたという研究発表が阪大から出されました。どちらにせよ金属が溶出した後に起こる生体反応を言っています。
そもそも溶出しない金属であるチタンは論外です。
イスラエルの死海も草津温泉も、切り傷が一か所でもあるとひりひり度は想像を絶する痛みとなるのでチタンは大丈夫ですが、お肌にはケアが必要でしょう。
体内の鉄はヘムとして酸素と結合します。血流に乗って移動し細胞に酸素を渡し、空身になって肺胞に戻り次の酸素と結合し細胞に送るというピストン輸送の役割をしています。
参考書籍:「へんな金属すごい金属」/齋藤勝裕
温泉にラドン温泉というのがあり、ホルミシス効果を謳ってモナザイト由来のものがあります。モナザイトを使用したブレスレットなど効能があると謳う天然石にも注意が必要です。
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鉄のイオンが温泉に溶けているのはポピュラーだと思います。鉄なべや鉄のフライパンを使って調理すれば鉄イオンを摂取できると思い込んでいるけれど、どの程度なのでしょう。鉄など金属イオンが体内に入ると有毒だとか蓄積するという人もいますが、もともと私たちのからだは鉄がなければ鉄イオンが無ければ生きていけません。鉄が血管の中で酸素をからだ中に運搬してくれているからです。血液検査をすると項目にもあるヘモグロビン。鉄も銅も必須金属のはず。そうした疑問に答えてくれる記事を見つけました。細胞からの鉄イオンの排出のメカニズムの解明
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