Friday, March 18, 2011余震と銀行システムダウンと節電 今週は日曜日のみ営業します。金、土はお休みします。 消防庁のハイパーレスキューも、自衛隊も現場の最前線に出向くのは、若い世代の隊員たち。日本に居る米軍も出てくれます。命の危険と背中合わせの現場で、作業にあたってくださる皆様に感謝しながらご無事を切にお祈りします。 結婚したてほやほやの隊員もいますし、赤ちゃんとともにお留守を守らなければならない奥様も。召集令状が来て、戦場に兵隊さんを送りだす家族そのもので、せめてこの結婚指輪を持たせたいと言ってくれた方も居てほんとうに人ごとではありません。 お客様とのやりとりで、被災地に近い方々から東京のことまで心配していただき恐縮します。 おとといまではエアコンなしでもなんとかなりましたが、きのうは東北でも雪で、東京もすごく寒かったです。みずほ銀行がもう3日前から止まって、まだ今日も復旧しません。 都庁からの渋谷法人会を通じて出された節電対策メニューによりますと、エアコンの設定温度を20度に、パソコンのプラグをコンセントから抜いておく、エレベーターの停止、照明は白熱灯をLEDに変えるなどから、エアコンのフィルターの清掃までが列挙されています。プロドットコムは環境省のチームマイナス６％の会員となっていまして、店舗の照明もハロゲンをやめ、この夏、全面LED化していたのですが、ただLEDだとやっぱり暗い。 出来上がった結婚指輪を発送しようと、集荷に電話するも、通じず、郵便局へ行く途中見た、渋谷原宿のショップはかなり率先して節電していたのに対し、世田谷区では電気を煌々とつけている飲食店やお洋服やさんもちらほら、対岸の火事というか、ひとによっても地域によってもかなり温度差が。 チェルノブイリを軽々しく使うのははばかるけれど、当時、1500キロも離れたスイスやイタリアでも、食品の中にセシウムが検出されていました。放射能の大雨がスウェーデンに降り注いで、その汚染された大地の草を食べた牛の肉も放射能が蓄積され、その牛の出す牛乳も、あの乳製品の国々でもミルクもチーズもバターも食べるな、スパゲティーからも検出されたのでした。 今、福島から発表されている放射線の数値にはマイクロシーベルトとミリシーベルトのからくりがあったけれど、さらにそれらは数値per hour の数値であって、一時的に浴びるレントゲンと比べるところがまた実にトリッキーな話。1時間あたりの値を示して、これはただちに人体に影響を与えないと説明しているけれども、今拡散している線量は、外出すれば何時間も毎日これから何十年と浴び続けることに。セシウムは30年。チェルノブイリが25年、やっと半減期に近づいているというだけで、甲状腺がんは依然増え続けているし、前例が少ない人類にとって、他の病気と違い、放射能による人体への影響はほとんど無知に近い分野で、豊富なデータをもとに説明されていないのに。 能天気に外に外出して東京だからこっちにこないと言っている人。中国の黄砂でさえ日本の上空で目に見えるほど飛んできているのに、どうして福島は遠いから平気と言ってランチに出かけられるのだろう。