オーステナイト316L、チタンリング

プロドットコムでのアクセサリーの素材としてのチタニウム(Ti、Ti02)、オーステナイトの研究。

■金属アレルギーリスクへ完全に対応する手段

アレルギーへの安全性を考慮のうえ、接合部にいっさい合金を使用せず、ロウ付けではなくリベット接合を積極的に駆使し、組み立てるという独特の制作方法をとっています。

「チタン」と「オーステナイト316L」

アレルギーリスクを回避するための素材としてチタンとオーステナイト316Lを採用しています。生体に最も適合性の高い金属という特性をもつ金属がチタンとオーステナイト316Lです。

金属にとって腐食というのが最大の弱点であり、この腐食に縁が無いのがチタンです。
これがチタンが金属アレルギーにいいといわれるゆえんです。


■オーステナイト316L製リングとは=18%Cr-12%Ni-2.5%Mo
日常生活の中にあるほとんどの金属は、用途と使用環境に応じて利点を持ったさまざまな元素の金属が配合され研究されています。生体性と防食対策を研究されて作られたのがオーステナイト316L。

生活製品の素材であるチタン以外のさまざまな金属たちは酸素による酸化などの腐食によって金属イオンがリリースされてしまいます。これがアレルゲンになるわけですが、身のまわりには、その4大弱点である粒界腐食、孔食、すきま腐食、応力腐食に対抗するために調合され開発された、さまざまな番手の合金が存在しています。オーステナイトとは鉄を主成分とする合金鋼です。
合金鋼の種類はマルテンサイト(刃物などに)、二相、フェライト(家庭用に)、オーステナイトに大別されます。そのオーステナイトのうち304、316、316Lなど48種ある番手のうち、大半が18%Cr-8%Niステンレス=sus304(用途:スプーン、フォーク、台所シンク)。
ワンランク上のグレードになる316は304にモリブデン(Mo)を添加して耐食性を強めた鋼種。
さらに耐粒界腐食性を高めるため炭素の含有量を0.030%以下に下げることで(Lを着けて表示される)極低炭素型に改良されグレードアップした鋼種が
sus316L。シルバー925のように変色しない利点があります。
力学的強度と耐食性に優れ、俗にサージカルステンレスと言われるものがこれにあたる。=18%Cr-12%Ni-2.5%Moというのが316L。
用途:歯科部材や、ボディーピアスの素材。
(Ni)ニッケルが配合されることで応力腐食割れに強い金属となります。ニッケル金属アレルギーの方は、腐食には縁がないもっとも耐食性の強い純チタン製リングを着けた方がさらに安全。ニッケルフリーステンレスが望まれるところですが、(Ni)ニッケルフリーステンレスは成形の工程や製造される条件によっては素材が硬くなってしまい、切削が困難になるうえ、特殊な溶解炉を要するため加工が難しくなるため、316Lが治療器具には実用されています。

■Cr クロムとは
人体にとって不足してはいけない必須の栄養素。
(Cr)クロムの配合量が多いほど孔食やすきま腐食に強い金属になります。
めっき用に6価クロムが使用されることがあり社会問題となったが、六価クロムは極めて毒性が高いため、現在では使われなくなってきている。
ルビー、エメラルドの赤やミドリの色は、クロムが含まれているために発色。


混同しがちだが、クロムそのものは、人にとって必須の元素であるが、六価クロムは特に人体に有害。

■タングステン
戦車砲弾の材質。もっとも強度のある貫通力のある重い金属。通常なら貫通できない装甲車や戦車を撃つ。硬すぎて着弾時に砲弾が破砕。融点3400度。
タングステンリングをハンマーで叩いても加工できず砲弾同様に裂けてしまい鋼鉄ハンマーの方も大きく傷つきへこんでしまいます。(まねしないでください)
クロム族元素に属する非常に酸化に強く、硬いレアメタル。比重は鉄の2倍と非常に重い。散弾銃の弾丸としても環境に悪い鉛に替わる新しい材質として注目されているが、その希少性硬さゆえに加工が難しく広く、高価なので実用されていないようです。人体にも無害な希少金属。

■プロドットコムでは
当店の使用するシルバー950というのは1000のうちの残りの 5%は硬度を増すため純銅が使用されていますが、銅に対するアレルギー回避が必要な場合には、純銀999.99や、プラチナ100という、10%プラチナを配合したシルバーで制作します。


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