金属アレルギー対策のピアスとして制作しました。皮膚科クリニックで用意されているのも、金属アレルギーフリーのチタン製ピアスです。ポストの部分もキャッチもすべてチタン製
¥15,000(片耳)&キャッチはシルバー チタンを一部使用
金属アレルギーの場合、指の皮膚よりも、首まわりや、ピアスまわりの皮膚の方が薄く、感作し易い部分です。
チタンには、金属の表面が酸素との化合により良質で緻密な被膜ができています。そのため、化学反応をおこさず、金属アレルギーも発症しない性質を持っています。
金属アレルギーのある方は、必ずチタンピアスの、ポスト部分、ヘッド部分とそのつなぎ目部分にもすべてチタン製で作られたものをおすすめします。
プラチナ(白金)は本来金属アレルギーにならないはずの金属です。しかし純プラチナのジュエリーというのはごくまれで、ほとんど市販されているプラチナリングやプラチナピアスは硬さをだすために1000分の100~150だけパラジウムを混ぜたり、プラチナ以外の金属をブレンドしています。つまり通常プラチナの割金を指定しないでいるとパラジウムとプラチナの合金でできているということ。
硬度を出して日常の使用に耐えるように改良されるのが慣習となっています。このパラジウムは近年の歯科でも使用を回避されるようになっています。研究により金属アレルギーとの因果関係が明らかになったからです。研究が未熟だった昔はパラジウムが保険適用の金属でしたので、頻繁に使われていましたが、健康被害が多く報告され回避するべき金属として注意が促されています。ソフトなはずのプラチナがハードプラチナになっているということは、いつか金属アレルギーを発症するかもしれないという点に留意し、パラジウム不使用、パラジウムフリーのプラチナジュエリーを選ぶ必要があるでしょう。