Sunday, June 14, 2009 部分やせのアルゴリズムと指輪 結婚指輪を毎日着け続けて数か月経つと、指輪に痩身効果があるのか、その部分だけウエストのくびれのように、閉まったような形状になります。 ダイエットのアルゴリズムを分析したくなりますが、はたして指が細くなる指輪というのがあるでしょうか? 体形を変えたり、指の太さをコントロールできるものでしょうか? 中国の昔、纏足というのがありました。 足が小さいほど美しいとされた当時の観念から、足の成長を止めるべく、足サイズの矯正というのを写真で教科書のなかで見たことがあります。 とはいえ、やはりダイエットで、部分やせというのは幻想。 一部だけ都合よくやせたいのはやまやま。だけれど現実には無理。 指だけやせるのも同じ。 結婚指輪を着け始めて一か月後くらいに指輪のまわりがやせる。けれど、指の細さ全体が細くなることはない。 指輪に順応した指のかたちになる。 指輪がきっちりのサイズなら、指はゆとりをつくろうと順応させられる。 指の動きはけっこう想像以上に過酷なもの。指の肉をも順応させてしまう。けれど、纏足のように、指輪をはめてダイエットできるものでもないのでしょう。 結婚指輪。 ひとの観念が身体のかたちまでもゆがませるのか、痩身、ダイエット、美へのあくなき追求は永遠につづいていて。

やせている指=きれいな指という呪縛

モデルのような指への信仰

指のお肉に食い込んでいる結婚指輪、婚約指輪を気にする人の多さ。これはどこからくるのかと言えば宣伝広告に使われる痩せて細い指がはめるゆるい結婚指輪、ジュエリーの写真からです。 流行りのローカーボダイエット、糖質オフの宣伝文句、繰り返される刷り込みによって、ひとびとの意識はモデル体型が正しい、そして私の指は間違っているという錯覚にとらわれる図式が描かれています。一様に花嫁さまが気にされる肉への食い込みですが、指輪は食い込んではめなければ落ちてしまうものです。そして指にあとがつくのも同様に、皮膚の下層にある皮脂に弾力がありますので指に跡がつきます。これもごく自然な現象です。とくに指輪がきついわけでもない、サイズが間違っているわけでもありません。モデルの指への信仰から逃れる、解放されれば個性を尊重できる価値観を得られます。

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